長久手クリニック|内科・腎臓内科・リウマチ科・歯科|

内科・リウマチ科・腎臓内科を併設し、2024年春に長久手ファミリー歯科は「長久手クリニック」へ。土曜日夕診あり。CTあり内科・発熱外来:電話やWEB予約無しでの直接の来院もどうぞ。歯科:引き続きご予約をお願いいたします。

ブログページ

慢性腎臓病(CKD)を知ってほしい!|慢性腎臓病と血管の健康:腎臓を守るためにできること|長久手クリニック

腎機能異常・尿異常への流れ
慢性腎臓病と血管の健康:腎臓を守るためにできること

最近、慢性腎臓病(CKD)という言葉をよく耳にするようになりましたね。

慢性腎臓病は、尿の異常が早期の兆候となり、症状が進行するまで気づかれにくいことが特徴です。
腎臓は血液から老廃物をろ過して尿を作る重要な役割を果たしています。
さらに腎臓は尿を作るだけでなく、血圧を調整するホルモンや赤血球を増やすホルモンを分泌したり、骨を健康に保つためのビタミンDを活性化するなど、重要な役割を担っています。
腎臓の機能が低下すると、血圧やミネラル(ナトリウムやカリウムやカルシウム)や貧血の管理が難しくなり、全身に影響を与えることになります。
腎臓の機能が悪化(慢性腎臓病(CKD)が悪化)するにつれ、心筋梗塞や脳卒中のリスクが増えてしまうことが知られています。
健康診断や他のクリニックで腎機能障害が指摘された方は、>>健康診断で腎機能障害が指摘された場合の対応 もご参照ください。
健康診断や他のクリニックで尿蛋白や尿潜血などの尿検査の異常が指摘された方は、健診での尿異常(尿潜血・尿蛋白)を指摘されたら もご参照ください。

腎臓は「血管の塊」とも言える臓器です

腎臓は「血液から不要なものをろ過して尿をつくる」ことからわかるように「血管の塊」です。「腎臓」を守ることを意識することは「血管」を守ることに繋がります。
そして、血管の障害が進むと、腎臓の機能にも悪影響を与えます。高血圧や糖尿病、高脂血症などの動脈硬化を引き起こすご病気が慢性腎臓病を引き起こす主な原因となります。
これらのリスクを管理することが、腎臓の健康を保つためにとても大切です。

糖尿病と慢性腎臓病

例えば、糖尿病は慢性腎臓病の大きな原因の一つです。血糖値が高くなると、血液中の糖分が血管の内側を傷つけ、腎臓を含む血管がダメージを受けます。
糖尿病による腎障害(糖尿病性腎症)は、血糖値がしっかり管理されていても、少しずつ進行してしまうことがあります。そのため、定期的な検査と早期発見がとても重要です。

高血糖が血管を傷つける原因の一つは、血糖が多くなると血管表面を保護しているヒアルロン酸やヘパラン硫酸からなるゲル状の物質(グリコカリックス)が剥がれ落ちることです。これにより本来は隠されていたはずの血管内皮の表面が露出し障害され、コレステロールなどが血管にくっついて動脈硬化を進行させます。高血圧が続くと、この剥がれ落ちる量が増え、血管の損傷がさらに加速します。これが腎機能低下に繋がり、最終的には透析が必要になることもあります。
糖尿病に関しては、>>なんのために血糖値を下げるのか?透析予防を軸とした糖尿病の治療 をご参照ください。
糖尿病と歯周病に関しては、>>糖尿病と歯周病 をご参照ください。

高血圧や脂質異常と腎臓の健康

糖尿病だけでなく、高血圧やその他の血管の問題も腎臓に悪影響を与えます。高血圧が続くと、腎臓の血管が圧力に耐えきれずに損傷を受け、機能が低下します。高血圧の管理も、慢性腎臓病を予防するためにはとても大切です。
血圧に関しては>>自宅での血圧は測っていますか?|尿で塩分摂取量が推定できます をご参照ください。

腎臓の「悲鳴」を聞くこと

腎臓は他の臓器とは違って、病気が進行する前に「悲鳴」をあげてくれる臓器です。
例えば、脳や心臓の血管に問題が起こると、脳出血や心筋梗塞といった深刻な症状が現れますが、腎臓は尿に異常が現れることで、早い段階で警告を発してくれます。

糖尿病や高血圧が原因で腎臓の機能が低下する前に、尿の中に糖や蛋白(アルブミン)が漏れ出すことがあります。この「悲鳴」に早く気づき、適切な治療を行うことで、腎機能の低下を防ぐことができます。

腎臓を守ることは全身の血管を守ることに繋がります

腎臓を意識することは、単に腎臓の健康を守るだけでなく、脳や心臓など重要な臓器を守ることにもつながります。
糖尿病や高血圧をしっかり管理することは、腎臓だけでなく、脳や心臓の健康を守り、脳卒中や心筋梗塞を防ぐためにもとても重要なのです。

長久手クリニックの取り組み

長久手クリニックでは、慢性腎臓病の早期発見と治療を重視しています。
腎臓病の治療を通じて皆様の血管を守ることが使命だと考えています。
患者さん一人一人の血糖値や血圧、コレステロールの管理をサポートし、腎臓の「悲鳴」を聞いて早期に尿検査を行い、必要な治療を進めています。
慢性腎臓病の進行を防ぐために、日々の健康管理をしていきましょう。
健康診断や他のクリニックで腎機能障害が指摘された方は、>>健康診断で腎機能障害が指摘された場合の対応 をご参照ください。
健康診断や他のクリニックで尿蛋白や尿潜血などの尿検査の異常が指摘された方は、健診での尿異常(尿潜血・尿蛋白)を指摘されたら をご参照ください。

長久手クリニック

長久手クリニック|内科・腎臓内科・リウマチ科

当院は、名古屋市、日進市、豊田市、尾張旭市、瀬戸市、東郷町など周辺地域からもアクセスしやすい場所に位置しています。
駐車場を完備しており、お車でお越しの患者さんも安心です。

公共交通機関でのアクセス

  • 藤が丘エリアから:地下鉄東山線「藤が丘駅」よりリニモに乗り換え、「長久手古戦場駅」2番出口すぐ。
  • 豊田市八草・保見エリアから:リニモ「八草駅」より「長久手古戦場駅」下車、2番出口すぐ。
  • 日進市竹の山エリアから:名鉄バス85番線で「古戦場駅」下車、徒歩2分。
  • 尾張旭市エリアから:名鉄バス80番線で「古戦場駅」下車、徒歩2分。
  • 新城市方面から:新城名古屋藤が丘線 山の湊号で「長久手古戦場駅」下車、徒歩2分。

当院の特徴

  • 腎臓内科・リウマチ科の専門医(日本腎臓学会認定腎臓専門医・日本リウマチ学会認定リウマチ専門医)が在籍し、質の高い診療をご提供します。
  • 女性医師が在籍しており、女性の患者さんにも安心して受診いただけます。
  • イオンモール長久手の近くで、ショッピングのついでに立ち寄りやすい環境です。

地域の皆さまの健康を全力でサポートいたします。お困りの際はぜひ長久手クリニックへお越しください!

2024年11月01日 00:00

尿、おしっこのお悩み 長久手クリニック

1001507
こんにちは。
長久手クリニック 医師の浅井奈央です。

さて、水分をたくさん取るとおしっこに行きたくなるのは自然なことですが、頻尿でお困りの方はいらっしゃらないでしょうか。
通常、私たちが「おしっこをしたい」と感じるのは、膀胱に尿が約200mlたまったときです。
このときにはまだ膀胱にはスペースがあり尿が400-500mlたまってくると強い尿意を感じるようになります。
膀胱は尿をためておくタンクです。尿道は尿を体外に排出するホースです。
このタンクとホースが上手に働くことでおしっこをためたり出したりすることができます。
逆に言えばここに不具合があるとおしっこのトラブルになるということです。

「頻尿」とは1日に8回以上おしっこにいく状態です。とくに日中に8回以上トイレに行ったら頻尿です。
夜、眠ってからは基本的にはトイレには行かないと思いますが夜2-3以上回起きてトイレに行くようであれば「夜間頻尿」といえます。

夜間頻尿の原因は大きく分けて3つあります。
・おしっこがうまく貯められない(過活動膀胱、前立腺肥大症、間質性膀胱炎など)
・夜だけ過剰におしっこがつくらる。(おしっこをつくらないようにするホルモン(バソプレシン)が減っている、など)
・眠りが浅く軽い尿意で目がさめてしまう。
などの原因があげられます。

また、女性の中にはくしゃみや重い荷物をもった瞬間に尿もれする「腹圧性尿失禁」や、
我慢しがたい急に起こる強い尿切迫感と頻尿な状態「過活動膀胱」にお困りの方がいらっしゃるのではないかと思います。
「腹圧性尿失禁」ですが女性の尿道は短く、尿道の後ろに膣があって出産すると骨盤底筋群が緩み、その影響で尿道も緩むために起こります。
「過活動膀胱」のポイントは突然起こる尿意であったり、何かをしている最中にやっていることを中断してでもトイレにいかないと収まらないとう切迫感があるかどうかです。
尿の出が悪い、トイレが近いといった症状でお困りの男性の中には「前立腺肥大症」が原因の場合があります。

気になる症状がある方には血液・尿検査やエコー、CTなどでまずは原因となる病気がないかチェックさせていただきます。
当院は男性・女性医師が在籍しているため相談しにくい尿の悩みも男性医師希望、女性医師希望など仰ってただければご希望に沿って診察させていただきます。

ご予約はこちらから


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
車をご利用の皆様
駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田・東郷からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方:地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市からお越しの方:リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方:名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
尾張旭市エリアからお越しの方:名鉄バス80番線を使って古戦場駅で下車し2分。
新城市からお越しの方:山の湊号 長久手古戦場駅で下車し2分。
特徴
女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。

 
2024年09月02日 00:00

とても痛い尿路結石 夏と脱水には注意です 長久手クリニック

1494385
こんにちは。
長久手クリニック 医師の浅井奈央です。

「尿路結石」について説明させていただきます。

尿路腎臓(じんぞう)→尿管→膀胱→尿道で構成されます。
腎臓で尿が作られ、尿管を通って、膀胱にたまり、尿道から外に出ていきます。
これらの、腎臓に石ができれば腎結石、尿管に石ができれば尿管結石など、これら「尿路」の石の総称を尿路結石といっています。

尿管の位置ですが、腎臓が背中側に左右あるのですが尿管は腎臓からつながって膀胱へとおりていきます。
ですので尿管に石が詰まると背中から下腹部にかけて詰まった部分で痛みを来します。
痛みは激烈なこともあり冷や汗や吐き気も伴うことがあります。このような痛みを「疝痛(せんつう)発作」といいます。
その他に血尿がみられることもあります。

尿中に溶けた物質(カルシウム・シュウ酸・尿酸など)がpHや濃度の影響で溶けきれなくなって結晶を作って結石に発育します。
尿路結石以外は健康に見える患者さんさんでも、調べますと高カルシウム血症や高尿酸血症など、危険因子をお持ちのことがあります。

西側先進諸国では尿管の上の方で石が詰まることが多く、発展途上国では下の方で多いという特徴がありました。
日本でもかつては尿管の下の方の結石が多かったですが、高度経済成長に伴って、上の方の結石が多くなったそうです。
高カロリー・高タンパク・高脂肪の食事や西洋風のライフスタイルが上の方の結石の発症に関与していると考えられます。

尿路結石が疑われる場合には尿検査、血液検査、画像検査(レントゲン、超音波検査、CT)を行います。
当院ではCTを当日行うことが可能です。CTであればX線透過性結石である尿酸結石やシスチン結石も検出でき、レントゲンよりも小さい結石の検出能が優れているからです。
また、結石の除去を急ぐような状態にある2個ある腎臓の両方に石が詰まっていないかなどを評価できます。

治療としてはまずは痛みを抑える薬を使って痛みのコントロールを行います。
尿路結石は5mm未満の結石は半数以上で自然排石され、5-10mmの結石でも半数程度は自然排石されます。
自然排石されまでの期間は平均約17日程度となっています。
水腎症がなく10mm未満の結石であれば腎機能などをフォローしながら自然排石されるのを待つことが可能といえます。
(*水腎症とは結石によって尿管が閉塞し腎臓でできた尿が排出できないことによって腎臓の出口が腫れている状態です。)
また1ヶ月経過しても結石の位置に変化がない場合には積極的治療(例:体外衝撃波破石術、経尿道的尿管破石術、経皮的腎破石術など)のご相談を含めて泌尿器科へご紹介させていただいております。

尿路結石は再発することも多く4年で40%、10年で60%となっており再発予防が大切です。
尿路結石の石の成分を知ることは再発予防に役立ちます。そのため自然排石された場合は検査に提出し成分分析をさせていただきます。
成分として多いのはシュウ酸カルシウム(75-80%)で、尿酸(5-15%)、リン酸カルシウム(5%)でいわゆる「3大結石」、そしてこれらの混在する結石で、全体の約90%を占めると言われています。
残りは尿路感染によって形成されるリン酸マグネシウムアンモニウム結石や遺伝性に発生するシスチン結石などです。


尿路結石の予防において成分にかかわらず共通して重要なことは
①水分をしっかり取って1日の尿量が2000mL以上になるようにする。食事以外の水分摂取を1日2000mL以上取るようにしましょう。
②食事も大切です。塩分の過剰摂取制限(男性 7.5g/ 日未満,女性 6.5g/ 日未満),バランスのとれた食事,一定量のカルシウム摂取(600~800mg/ 日),動物性タンパク質の過剰摂取 制限(1.0g/kg/ 日以下)などがあります。塩分の過剰摂取制限は、特に「カルシウム結石の予防」に有効です。
当院では管理栄養士による栄養指導も行っておりますので具体的にお話させていただくことが可能です。
③肥満予防、適度な運動
です。
お薬も大切ですが何よりもこれら毎日の生活習慣を意識することが大切です。

一番多いシュウ酸カルシウム結石の危険因子として、高シュウ酸尿症があります。
高シュウ酸尿症では、まずはシュウ酸の摂取量を減らすことが重要です。
シュウ酸はあらゆる食材に含まれ、特にほうれん草・小松菜・ブロッコリーなどの緑色野菜や紅茶・コーヒー・チョコレート・ナッツ類に多いです。
シュウ酸カルシウム結石への予防法は、ほうれん草・小松菜・ブロッコリーへの対策としては、煮ることで煮汁の中に出すことが大事です。
シュウ酸カルシウム結石への予防法として、カルシウムの摂取も重要です。
 シュウ酸は尿か便へ排泄されます。
 カルシウムを摂取することで腸管で食物中のシュウ酸がカルシウムと結合→腸からのシュウ酸の吸収が増す→尿への排泄が少なくなる、という機序です。

夏などの暑い季節はどうしても脱水傾向になります。こまめに水分摂取をして尿管結石にならないようにしたいですね。
ご予約はこちらから


参考図書・文献:今井裕一ら 腎・尿路系コア・カリキュラムテキスト、 江藤 正俊ら 尿路結石症診療ガイドライン第3版 2023年版
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
車をご利用の皆様
駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田・東郷からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方:地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市八草・保見からお越しの方:リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方:名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
尾張旭市エリアからお越しの方:名鉄バス80番線を使って古戦場駅で下車し2分。
新城市からお越しの方:新城名古屋藤が丘線 山の湊号 長久手古戦場駅で下車し2分。
特徴
女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。
 
2024年08月15日 00:00

学校検尿の異常 長久手クリニック

23790300
こんにちは
長久手クリニック 医師の浅井奈央です。

3歳児検診から始まり尿検査は皆様にとって身近なものかと思います。
今回は「学校検尿で再検査、精密検査となった場合」についてお話させていただきます。
学校で検尿を行い尿潜血と尿蛋白を測定します。
どちらか一方でも1+以上であった場合は再検査となります。
2次検尿でも同様に尿潜血・尿蛋白を測定し1+以上であった場合に精密検査となります。

◎採尿時の注意事項
尿を取る前に大量のビタミンCをとると潜血が陰性になってしまうのでビタミンCの大量摂取は控えるようにしましょう。
前日の夜は排尿後すぐに就寝し起きたらすぐに採尿してください(早朝第一尿)。
採尿時の最初の尿はとらず、途中の尿をとってください。最後の尿もとらないようにしてください。
検尿前日の夜間に及ぶ激しい運動は控えましょう。
月経時は検尿を延期したほうが良いです。

精密検査では問診、診察、身体所見(血圧・身長・体重)、検尿(早朝尿が望ましい)、血液検査(必要時)を行います。
問診では下記のようなことが大切です。
①既往歴:以前にも尿異常があったか、病巣がはっきりしない発熱を繰り返していないか、発熱・発疹・紫斑・関節痛・腹痛などないか
②家族歴:腎疾患、高血圧、腎結石、両親の血尿、難聴、膠原病、糖尿病
③採尿時の状況:朝一番の尿か、検尿時の感冒、運動、月経、目で見て血尿があったかどうか
④浮腫みの自覚、多飲・多尿、頻尿、疼痛
⑤成長障害
⑥その他 関節痛、皮疹、発熱など

検査では尿検査を再度行います。一般的な尿定性だけでなく、沈渣・尿蛋白/尿Cr比、尿β2ミクログロブリン/尿クレアチニン比など
必要に応じて血液検査(アルブミン、クレアチニン、補体など)を実施します。

蛋白尿のみ、血尿のみ、蛋白尿・血尿ともに陽性とで、それぞれ想定される疾患が異なるため追加検査を行い必要があれば小児腎臓病専門施設へご紹介します。
中高生に最も多いのは体位性蛋白尿です。体位性蛋白尿は早朝尿では蛋白尿がでないのですが体動時や運動後などに蛋白尿が陽性となります。
体位性蛋白尿は経過観察可能ですので、まずは体位性蛋白尿を否定することが大切です。

腎臓病の頻度は多くはありませんが早期に発見し腎機能低下を起こさないことが重要です。
そのためにも学校検尿は重要な役割を担っていると思います。
学校検尿で引っかかってしまった方はご相談くださいね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
長久手クリニック 内科・腎臓内科・リウマチ科
車をご利用の皆様

駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田・東郷からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方:地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市八草・保見からお越しの方:リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方:名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
尾張旭市エリアからお越しの方:名鉄バス80番線を使って古戦場駅で下車し2分。
新城市からお越しの方:新城名古屋藤が丘線 山の湊号 長久手古戦場駅で下車し2分。
特徴
女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2024年08月01日 14:30

なんのために血糖値を下げるのか?透析予防を軸とした糖尿病の治療|長久手クリニック

2

長久手クリニックの糖尿病治療

日本腎臓学会認定腎臓専門医と歯科の連携で包括的な医療を提供します

1. 長久手クリニックの糖尿病治療の軸

糖尿病と診断されると、不安や戸惑いを感じる方が多いのではないでしょうか。実際に糖尿病は、透析治療が必要になる主な原因の一つです。ただし、適切な治療と生活習慣の改善を始めることで、透析を予防することができます。今からの小さな努力が、未来の大きな変化につながります。

長久手クリニックでは、日本腎臓学会認定腎臓専門医として腎臓病予防を軸に糖尿病治療を行っています。

その根本的な目的は「血管を守ること」にあります。

血管の内側の表面は、ヒアルロン酸やタンパク質などから構成された「グリコカリックス」と呼ばれるふわふわとした構造で保護されています。この「グリコカリックス」は、血管を健康に保つ上で非常に重要な役割を果たしています。

高血糖による影響

高血糖の状態が続くと、この「グリコカリックス」を徐々に剥がしてしまうことが分かっています。「グリコカリックス」が失われると、血管の内壁が直接外部にさらされることになり、傷つきやすくなります。この損傷した部分にコレステロールが入り込み、動脈硬化が進行してしまいます。

高血圧による影響

さらに、高血圧も「グリコカリックス」を剥がすのを加速させる要因です。血流の圧力が高い状態が続くことで、血管への負担が増し、「グリコカリックス」を破壊するリスクが高まります。


血管を守るためには以下の3本柱が重要です:

・血糖を下げる
・血圧を正常範囲に保つ
・コレステロール値を適切に管理する

腎臓は血管の塊ともいえる臓器です。腎臓を守ることは全身の血管を守り、健康を維持するための鍵となります。

2. 腎臓は悲鳴をあげてくれる臓器です

腎臓は障害が進む前に「尿の異常」としてサインを出します。例えば、糖尿病性腎症では腎臓機能が低下する前に、尿中に糖分や蛋白(アルブミン)が漏れ出します。特に尿蛋白が多い場合は、腎臓の機能低下が急速に進むことが知られています。

この「悲鳴」を早期に察知し、尿蛋白を減らすことを目標に糖尿病治療を行いましょう。

3. 腎臓を意識することは脳や心臓を守ることにつながります

腎臓は血管の塊であり、脳や心臓の血液循環にも密接に関わります。
腎臓を意識した治療は、脳卒中や心筋梗塞といった重大な疾患の予防にもつながります。

4. 糖尿病の症状

・喉の渇き
・尿量・頻度の増加
・体重減少
・倦怠感
・頭がぼーっとする

これらの症状は血糖値が非常に高くなった場合に現れますが、軽度の高血糖では自覚症状がないこともあります。

5. 糖尿病の初診時に行う検査

・血糖値
・HbA1c:過去1~2か月の血糖値の状態を把握します。
・抗体検査(抗GAD抗体など):免疫異常による糖尿病かを確認します。
・Cペプチド:インスリン分泌能を評価します。
・尿蛋白:腎臓への影響を確認します。

6. 糖尿病治療の3本柱

1. 食事療法

食事の基本ルールとして、3食をきちんと食べることが大切です。以下のポイントを意識しましょう。
・寝る前3時間は食べない:夜遅い食事は翌朝の血糖値を上げやすくします。
・よく噛んでゆっくり食べる:満腹感を得やすくし、血糖値の急上昇を防ぎます。
・食物繊維を積極的に摂取:野菜やきのこ、海藻などを最初に食べると、血糖値が上がりにくくなります。

2. 運動療法

運動には、インスリンの効き目を改善する効果があります。忙しい方でも、以下のような「すきま運動」を取り入れてみましょう。
・エレベーターの代わりに階段を使う
・デスクワーク中に軽いストレッチをする

3. 薬物療法:SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬は、糖尿病治療において腎臓の保護にも効果が期待できる重要な薬です。
主な効果
・腎機能の保護と腎症の進行抑制
・体重減少と血圧低下による腎臓や心臓への負担軽減
・心血管疾患リスクの低減
使用時の注意
・ 脱水に注意:水分補給を普段より500mLほど多めに行いましょう。
・尿路感染症・性器感染症のリスク:症状が現れた場合は早めに受診してください。
・正常血糖ケトアシドーシス:全身のだるさや吐き気などがあれば医師に相談してください。

8. 歯周病と糖尿病

糖尿病が歯周病を悪化させ、歯周病が糖尿病を悪化させる相互関係があります。

・定期的な歯科検診
・正しい歯磨きとフロスの使用
 血糖値が気になる方はお気軽にご相談くださいね。

© 2024 長久手クリニック - 腎臓専門医による糖尿病治療

2024年07月27日 09:05

ご自身の慢性腎臓病進展リスクは? 長久手クリニック

慢性腎臓病の悪化リスク (1)
腎臓を悪くする危険因子と早期対応の重要性

腎機能に影響を与える危険因子

腎機能に関するリスクは、糖尿病だけに限らず、さまざまな要因が関係しています。
健康診断で腎機能に異常が見つかった場合、生活習慣や基礎疾患が腎臓に与える影響を評価し、早期の対応が大切です。
以下のようなリスク因子を持っていると、腎臓に負担をかけ、病気の進行を早める可能性があります。

主なリスク因子

  • 喫煙:喫煙は血管を収縮させ、腎臓への血流を減少させるため、腎機能の低下を促進します。禁煙が推奨されます。
  • 血圧の管理:高血圧が腎臓に与える影響は大きく、血圧が高いと腎臓の血管が傷つきやすくなります。目標値は130/80mmHg以下です。
  • 血糖管理:糖尿病は腎機能を損なう主要な原因です。血糖コントロールをしっかり行うことで、腎症の進行を防ぐことができます。目標はHbA1c 7.0%未満です。
  • 肥満:肥満が腎臓に与える負担は大きいため、体重管理を行い、BMIを25未満に保つことが推奨されます。
  • 脂質の管理:LDLコレステロールの増加も腎機能低下を加速させるため、LDL-Cを120mg/dL未満に保つことが目標です。
  • 運動と塩分制限:定期的な運動(週3回以上、30分以上の有酸素運動)と塩分の制限(1日6g未満)は腎臓の健康に寄与します。

これらのリスク因子を改善することで、腎臓の保護につながり、慢性腎臓病(CKD)の進行を予防できます。

SGLT2阻害薬の効果

特に蛋白尿が出ていたり糖尿病が関与している場合は、SGLT2阻害薬の使用が腎機能保護に効果的です。

SGLT2阻害薬(エンパグリフロジン、ダパグリフロジン、カナグリフロジン)は、糖尿病の治療だけでなく、腎臓を守る効果があります。これらの薬は、腎機能の低下を遅らせ、透析の導入を予防する可能性があるため、特に腎機能に問題がある方に推奨されます。

また、これらの薬は血糖降下だけでなく、体重減少、血圧の低下、脂質改善など、複数の健康面での効果があります。米国糖尿病協会(ADA)のガイドラインでも、CKDを伴う糖尿病患者に対してSGLT2阻害薬の使用が推奨されています。

早期の診断と管理

腎機能の低下が進行する前に、尿検査やeGFR(推算糸球体濾過率)を活用した早期の診断が重要です。

糖尿病性腎症の早期段階では、自覚症状が現れる前に血糖と血圧を適切に管理することで、腎臓へのダメージを防ぐことが可能です。定期的な尿検査を受け、腎機能の進行をチェックしましょう。

腎臓を守るためには、血糖、血圧、脂質の管理が重要であり、これを達成するための治療法としてSGLT2阻害薬の使用が効果的です。慢性腎臓病の進行を防ぐためには、生活習慣の改善と薬物治療の併用が最も効果的です。

長久手クリニック
2024年07月16日 00:00

常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD) 長久手クリニック

22325368
こんにちは。
長久手クリニック 医師の浅井奈央です。

常染色体優性多発性嚢胞腎ADPKD」についてお話させていただきます。
ADPKDは遺伝子疾患のなかで最も頻度が高く(約3000~7000人に1人)、年を重ねるとともに嚢胞が両腎に増加し、徐々に腎機能が低下する病気です。
嚢胞とは水の袋をイメージしてもらうと良いと思います。
その嚢胞が様々な大きさで生じ、腎臓だけでなく肝、膵、脾などにもみられることがあります。

多くはPKD1遺伝子、PKD2遺伝子が原因遺伝子とされ、その他の遺伝子変異でも発症することが報告されています。
遺伝性の病気ですので家族歴が大切になります。
ご両親、ご兄弟で多発性嚢胞腎といわれたことがある方は一度検査することをおすすめします。

症状は無症状のことが多く、中には腹痛、背部痛を自覚されることもあります。
またお腹がはった感じ、血尿などが症状として挙げられます。

検査方法は超音波(エコー)検査やCT検査での腎臓の形、嚢胞のようすを確認します。
また、合併症に脳動脈瘤や心臓弁膜症があり、MRIや腎臓超音波検査などを受けておくことも大切です。

治療法としてバゾプレシンV2受容体阻害薬(トルバプタン)があり、腎機能低下を抑制する効果が期待できます。
このお薬は利尿作用があり、おしっこをよく出すようにする作用があるのですが、通常の他の病気で使う量よりも多く内服する必要があるため入院で開始することが多いです。
当院では愛知医科大学病院などと連携して診療させていただくことが可能です。

また積極的に水分を取っていただくこと、血圧が高いようであれば血圧をコントロールすること、塩分には気をつけることなどはADPKDの治療でも大切です。

ADPKDは2015年に難病に指定されています。ただ、重症度や嚢胞の容積や増大スピードによる基準があります。
当院は難病指定医に登録しておりますので診察し申請させていただくことも可能です。


ご予約はこちらから


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
車をご利用の皆様
駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田・東郷からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方:地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市からお越しの方:リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方:名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
尾張旭市エリアからお越しの方:名鉄バス80番線を使って古戦場駅で下車し2分。
新城市からお越しの方:山の湊号 長久手古戦場駅で下車し2分。
特徴
女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。
2024年06月17日 14:17

IgA腎症 長久手クリニック

22929754
長久手クリニック 医師の浅井奈央です。
こんにちは。

腎臓病の中でも腎炎として頻度の高い
「IgA腎症」についてご説明させていただきます。
「IgA腎症」とは糸球体性血尿や蛋白尿などの検尿異常が持続的にみられ,糸球体に IgA の優位な沈着を認め,その原因となる基礎疾患が認められないものと定義されています。
日本をはじめ アジア太平洋地域に多くみられ,北欧や北米では比較的少なく遺伝的背景が想定されています。
しかし明らかな原因はわかっていません。


学校や会社などでの検尿による蛋白尿・血尿で見つかることが多いです。
風邪や腸炎の後に目で見ておしっこに血が混じっている、尿が赤いといった肉眼的血尿で受診されることもあります。


IgA腎症の診断には腎生検が必要になります。
腎生検は入院での検査となり、腎生検で得られた組織を顕微鏡で観察し診断します。
腎組織のメサンギウムという部分に免疫グロブリンであるIgAが沈着することによって蛋白尿や血尿を生じ腎障害をおこします。

IgA腎症は重症度に合わせて下記のような治療を行います。
・ステロイドパルス療法
・ステロイドの内服
・抗血小板薬
・扁桃摘出術
・降圧薬など
また生活習慣も大切です。
・減塩
・禁煙
・体重管理
・血圧測定
また妊娠・出産において注意が必要な場合があります。

IgA 腎症が報告されて から半世紀が経過し、当初は予後良好な疾患と考えられていましたが、末期腎不全となることもあり定期的な検査が必要な病気です。
比較的若い方も発症されることが多く、定期的な受診が難しい方もいらっしゃるかと思います。
当院では夕方の診察、土曜日も午前・午後診察しておりますので学業やお仕事への影響を減らすことが可能かと思います。
他の病院で診断がついているが今は定期受診していない方もどうぞ。

気になることがありましたらご相談くださいね。
ご予約はこちらから。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
車をご利用の皆様
駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田・東郷からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方:地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市からお越しの方:リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方:名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
尾張旭市エリアからお越しの方:名鉄バス80番線を使って古戦場駅で下車し2分。
新城市からお越しの方:山の湊号 長久手古戦場駅で下車し2分。
特徴
女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。
2024年06月03日 00:01

健康診断で腎機能障害が指摘された場合の対応|長久手クリニック

健康診断で腎機能障害が指摘された場合の対応

健康診断で腎機能が低下していることがわかった場合、その原因を特定するためにいくつかの検査を行います。 腎臓の働きを正確に評価し、適切な治療方針を決めるためには、以下のような対応を行います。

腎機能が本当に低下しているのかを確認する

腎機能の低下を正確に評価するため、以下の検査を行います。

検査項目 特徴
クレアチニン(Cre) 筋肉から産生されるため筋肉量の影響を受ける指標。筋肉量が少ない場合(サルコペニア、四肢欠損など)はeGFRcrが高く推算(“良い値”が出やすい)され、 筋肉量が多い場合(アスリートなど)は低く推算(“悪い値”が出やすい)されます。
シスタチンC 筋肉量の影響を受けず、全身の細胞から産生される指標。“良い値”が出やすい傾向があります。

これらの数値を用いて、eGFR(推定糸球体濾過量)を算出し、腎機能を評価します。

腎臓や尿路の構造的な異常を確認する

腎臓や尿路の構造的な問題が腎機能に影響を与えている可能性があるため、以下を確認します:

  • 腎臓の数や形態異常:腎臓が1つしかない場合や形態に異常がある場合は腎機能に影響を及ぼす可能性があります。
  • 腎後性腎不全の原因:尿路が妨げられていないか(腎腫瘍、腎結石、前立腺腫大など)。

これらはCT検査で確認します。

全身的な疾患が原因で腎機能が低下していないか確認する

腎臓が糖尿病や高血圧、高脂血症などの全身的な疾患の影響で動脈硬化の結果、腎機能の障害が出ている場合があります。 これらの疾患を治療することで腎機能の悪化を防ぐ効果が期待できます。

もし検査の結果、大丈夫だった場合の再受診の目安

  • クレアチニン値やeGFRが経時的に悪化している場合(クレアチニンは上昇、eGFRは低下)
  • 尿検査で異常(蛋白尿や尿潜血)が見られた場合

© 2024 長久手クリニック | 内科・腎臓内科・リウマチ科

2024年05月17日 16:42

むくみの原因は? 長久手クリニック 内科

mukumi_woman
こんにちは。
長久手クリニック 医師の浅井奈央です。

みなさま「浮腫む」ことはありませんか?
浮腫には様々原因があります。

片方の足であればうっ滞しているため、リンパ浮腫、蜂窩織炎、血栓などがあります。
両足であれば心臓、腎臓、肝臓、甲状腺、低栄養などがあります。
他にも病気ではありませんが長時間の立ち仕事や女性であれば生理前、お薬の影響などもあります。

どこのむくみか、いつから始まったか、皮膚に痛みがあるか、むくんでいる所を押すとへこむかなど気になる方はチェックしてみてください。
むくみが気になる方はお気軽にご相談くださいね。

ご予約はこちらから
長久手クリニック
内科 浅井奈央
2024年05月01日 00:00

医療法人雅会 長久手クリニック

〒480-1111 愛知県長久手市山越115番地

内科/TEL:0561-59-1210

歯科/TEL:0561-61-6050

 
9:00〜12:30
14:00〜19:00
  • 土曜日のみ9:00~12:30 14:00~18:00

休診日 木曜、日曜、祝日 (祝日のある週の木曜は診察)

内科予約
歯科予約
求人情報

モバイルサイト

長久手クリニックスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら