脂質異常症と腎臓病の関係とは?長久手クリニックが解説|LDLコレステロール・中性脂肪が気になる方へ

【長久手市の腎臓内科】脂質異常症とは?~コレステロールや中性脂肪が気になる方へ~
脂質異常症ってどんな病気?
脂質異常症とは、血液中の「コレステロール」や「中性脂肪(トリグリセライド)」の数値が基準より高かったり、善玉コレステロール(HDL)が少なかったりする状態です。
自覚症状はほとんどありませんが、動脈硬化を進めてしまう原因となります。
原因は?どうして起こるの?
脂質異常症は、食生活の乱れや運動不足、遺伝的な体質、さらには加齢やホルモンバランスの変化など、さまざまな要因が関係しています。
特に、腎機能が低下している方では、脂質異常症がより起こりやすくなることが知られており、腎臓内科でも注意深くみていく必要があります。
放っておくとどうなるの?
脂質異常症は、静かに進行しながら血管を傷つけ、動脈硬化を進めてしまいます。その結果、心筋梗塞や脳梗塞、腎臓病の悪化など、命にかかわる病気のリスクが高くなります。
「健康診断でコレステロールが高いと言われたけど、特に症状もないし…」と放置してしまう方も多いですが、早めの対策がとても大切です。
どうやってわかるの?検査のポイント
脂質異常症は、血液検査で診断します。
LDLコレステロール(悪玉)・HDLコレステロール(善玉)・中性脂肪(トリグリセライド)などの値を確認します。
通常は空腹時採血での検査が基本ですが、最近は非空腹時でも参考になるとされ、当院でも柔軟に対応しています。
治療と予防のポイント
治療の基本は生活習慣の見直しです。
以下のような取り組みが効果的です:
- 野菜中心のバランスの良い食事
- 甘いものや脂っこいものを控える
- 適度な運動(1日20~30分のウォーキングなど)
- 禁煙・節酒
それでも改善がみられない場合は、スタチン系薬剤などによる薬物療法を行います。腎臓に負担の少ないお薬を選ぶことも重要です。
長久手クリニックでできること
当院は腎臓内科を専門とするクリニックとして、脂質異常症と腎機能の関係にも注目しながら、患者さん一人ひとりに合わせた診療を行っています。
「コレステロールが高いと言われたけど、どうすればいいのか不安」
「腎臓にも負担をかけたくない」
そんな方も、どうぞ安心してご相談ください。
また、当院では長久手市を中心に、日進市・名東区からも多くの方にご来院いただいています。
- 健診でコレステロールや中性脂肪が高いと言われた
- 家族に心筋梗塞や脳梗塞の既往がある
- 腎機能が心配で、生活習慣も見直したい
脂質異常症の早期発見・早期対応で、大切な健康を守っていきましょう。