長久手クリニック|内科・腎臓内科・リウマチ科・歯科|愛知県長久手市

長久手市イオンそばの内科・腎臓内科・リウマチ科・歯科。痛風や膠原病、CTによるレントゲン異常の精密検査(呼吸器内科領域)。内科・発熱外来は予約優先制、歯科は完全予約制。旧:長久手ファミリー歯科。

痩せているのに糖尿病や脂質異常症といわれたら|長久手クリニック 内科・腎臓内科・リウマチ科

痩せ型の糖尿病脂質異常症 (1)

痩せているのに糖尿病や脂質異常症といわれたら

健康診断などで「血糖値が高いですね」「コレステロールや中性脂肪が高いですね」と言われて、「でも私は痩せているのに…」と驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、見た目が細くても、糖尿病や脂質異常症になることは珍しくありません。今回はその背景について、わかりやすくご紹介します。

筋肉が少ないと、糖が余りやすくなります

食事から摂った糖(ブドウ糖)は、小腸で吸収され、肝臓や筋肉、脂肪細胞に運ばれてエネルギーとして使われます。

しかし、筋肉量が少ないと、糖をためておける「貯蔵庫」が小さくなってしまうため、血液中に糖が余りやすくなり、高血糖につながります。

その結果、痩せていても糖尿病を指摘されることがあります。

内臓脂肪型肥満(隠れ肥満)とは?

見た目がスリムでも、おなかの内臓まわり(腸間膜など)に脂肪がたまっている状態を「内臓脂肪型肥満」と呼びます。これを「隠れ肥満」ともいいます。

内臓脂肪が増えると、インスリン(血糖を下げるホルモン)の効きが悪くなり、血糖値が上がりやすくなります。また、中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロールも高くなる傾向があります。

加齢・睡眠不足・運動不足・喫煙なども、内臓脂肪の増加に影響します。

脂質異常症は体質や食事も関係

脂質異常症とは、中性脂肪やコレステロールが高くなる状態です。

脂の多い肉や揚げ物、スナック菓子などに含まれる飽和脂肪酸は、LDLコレステロール(悪玉)を増やす原因になります。

また、遺伝的な体質(家族性高コレステロール血症)により、若くて痩せていてもコレステロールが高くなる方もいます。

まずやってみること

・主食・主菜・副菜をそろえて食べ、欠食や食べ過ぎを防ぐ
・脂の多い肉・揚げ物・お菓子は量と回数を控えめに
・魚、大豆、野菜、海藻、きのこを毎日少しずつ
・甘い飲み物や間食を減らす/アルコールは「休肝日」を
・歩く時間を少し増やす/食後10分のゆっくり散歩もおすすめ
・週2〜3回の軽い筋トレ(スクワット・かかと上げ・壁腕立てなど)

こうした生活習慣の工夫は、痩せている方やご高齢の方にとっても大切です。

お気軽にご相談ください

「自分は痩せているから大丈夫」と思っていた方も、検査結果で異常を指摘されたら、体のサインかもしれません

無理のない範囲で、食事や運動の習慣を少しずつ整えていきましょう。
ご不安な点がありましたら、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

長久手市・日進市・名東区・尾張旭市などからも通院いただいています。

糖尿病・脂質異常症のご相談は、長久手クリニックへ。

2025年06月01日 00:00

医療法人雅会 長久手クリニック

〒480-1111 愛知県長久手市山越115番地

内科/TEL:0561-59-1210

歯科/TEL:0561-61-6050

 
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14:00〜19:00
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