関節リウマチ・膠原病の日常生活ポイント(食事・運動・ストレス)|長久手クリニック
今回は、関節リウマチをはじめとする自己免疫疾患の「食事」「運動」「マインドフルネス」の3つを中心に、日常生活で心がけたいポイントをお伝えします。
関節リウマチや膠原病の自己免疫疾患は、免疫の働きが過剰になったり、方向性が乱れたりすることで起こります。
本来身体を守るはずの免疫システムが誤って自分の関節などを攻撃してしまうため、痛みや腫れ、変形、倦怠感といった症状が現れます。
近年は治療法が進歩しており、早期診断・早期治療によって症状のコントロールが可能になってきています。
リウマチの初期症状や、自己免疫疾患の発症メカニズムについて詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。
欧州リウマチ連盟(EULAR)は、早期の関節炎から関節リウマチへの進行を予防するために以下の3つを推奨しています。
これらはRF(リウマチ因子)が陽性でまだ症状がない方にとっても、意識してよい習慣ではと思っています。
※参照:Diagnosis, prognosis and classification of early arthritis: results of a systematic review informing the 2016 update of the EULAR recommendations for the management of early arthritis (DOI: 10.1136/rmdopen-2016-000406)
バランスの良い食事は、症状コントロールの助けになります。
特に以下の栄養素が注目されています。
適度な運動は、免疫機能を整え、関節や筋肉の状態を良好に保つのに役立ちます。
よく、「動かしていいんだ」と聞かれますが、「大丈夫です。」とお答えしています。
・翌日に「関節の痛み」が残るようなレベルの運動は避ける
ストレスは自己免疫疾患の症状を悪化させる大きな要因と考えられています。マインドフルネスとは、呼吸や身体感覚に意識を向け、今この瞬間をありのままに受けとめるリラクゼーション法です。以下の効果が期待されます。
難しく考えず、1日5分程度、呼吸に意識を向ける時間から始めると、気持ちが落ち着きやすくなります。
関節リウマチや自己免疫疾患は、薬物療法や定期受診とあわせて、生活習慣の工夫も大切です。バランスの良い食事、無理のない運動、そしてマインドフルネスによるストレスケアを取り入れて、症状コントロールに役立ててみてください。
症状や治療方針について不安がある場合は、どうぞ遠慮なくご相談ください。長久手クリニックでは、患者さん一人ひとりに寄り添い、状態に合わせたサポートを行っております。
【参考文献・ガイドライン】
▼ 他の症状や膠原病についても知りたい方へ
関節リウマチ・膠原病記事のまとめ|気になる症状・検査・治療|
浅井 昭雅 (医師 医学博士 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医・指導医)
浅井 昭雅(あさい あきまさ) 浅井 奈央(あさい なお)
・日本リウマチ学会認定リウマチ専門医・指導医 ・日本腎臓学会認定腎臓専門医
〒480-1111 愛知県長久手市山越115番地
駐車場完備(日進市・名古屋市名東区・みよし市・尾張旭市・瀬戸市・東郷町・豊田市方面からもアクセス便利です)



