尿潜血(せんけつ)・血尿に対するリスク評価 長久手クリニック
健康診断などで尿潜血(せんけつ)や血尿を指摘された場合、腎臓専門医として診察させていただきます。
お気軽にご相談ください。
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腎臓(糸球体)に関連する場合 腎臓専門医として対応します
尿たんぱくの有無や、腎炎がないかを確認します。
尿や採血で精密検査を行います。慢性糸球体腎炎を疑う変形赤血球の有無や、急速進行性糸球体腎炎を疑う所見がないか(皮疹の有無や採血でCRP)の確認をします。
経過観察が可能かどうか・投薬の必要性・緊急度を判断します。 -
泌尿器科領域の対応
血尿診断ガイドライン2023に基づき、リスク分類を行います。
低リスク群
以下の条件をすべて満たす場合:
- 男性:40歳未満、女性:50歳未満
- 尿中赤血球が5~10個/HPF
- 危険因子(※)がない
※有害物質へのばく露、膀胱刺激症状(頻尿・強い尿意・排尿時痛・残尿感)、フェナキセチンなどの鎮痛薬多用、骨盤放射線照射の既往、シクロフフォスファミドの投与歴、尿路への異物の長期留置
癌のリスクは低いため、次のいずれかの対応が選択されます:
- 半年以内に再検査
- 中リスク群に応じた検査
中リスク群
以下の条件のいずれかに該当する場合:
- 男性:40~59歳、女性:50~59歳
- 尿中赤血球が11~25個/HPF
- 1つ以上の危険因子(※)がある
膀胱がんや尿路上皮がんの可能性を考慮し、以下の対応を行います:
- 長久手クリニックでのCT(膀胱・腎)+尿細胞診
- または、泌尿器科クリニックへの紹介(膀胱鏡検査+腎の超音波検査+尿細胞診)
高リスク群
以下の条件のいずれかに該当する場合:
- 男性・女性ともに60歳以上
- 尿中赤血球が25個/HPF以上
- 喫煙歴がある
- 肉眼的血尿の既往がある
泌尿器科クリニックへの紹介が推奨されています。対応としては、膀胱鏡検査、CT urography、尿細胞診が行われます。
どうするかご相談しましょう。
お気軽にご相談くださいね。
長久手クリニック
腎臓専門医
浅井 昭雅
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長久手クリニック 内科・腎臓内科・リウマチ科
車をご利用の皆様
駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田・東郷からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方:地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市八草・保見からお越しの方:リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方:名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
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特徴
女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。
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2024年07月01日 12:08