過敏性腸症候群(IBS)と膠原病の似た症状|長久手クリニック

過敏性腸症候群(IBS)と膠原病
目次
過敏性腸症候群(IBS)の症状
過敏性腸症候群(IBS)は、腹痛・下痢・便秘などの便通異常を伴う疾患です。
- 排便困難感(いきむ)
- 残便感
- お腹の張り(膨満感)
- ストレスや食事による悪化
膠原病との関連性
IBSの症状がありながら、関節痛や発熱、皮膚症状がある場合は、膠原病(全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群など)の可能性があります。
膠原病で腸症状が出る代表的な疾患
- 全身性エリテマトーデス(SLE) - 腸管血管炎により腹痛、下痢、消化管出血が起こることがある。
- 全身性強皮症(SSc) - 食道の蠕動低下、小腸の偽閉塞、SIBO(小腸内細菌異常増殖)による下痢・栄養障害がみられる。
- 多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM) - 消化管の蠕動低下により嚥下障害や腸閉塞様症状が起こることがある。
- シェーグレン症候群(SS) - 便秘や膨満感がみられるが、IBSとの鑑別が難しい場合がある。
診断と検査
IBSの診断には血液検査や便検査を行い、膠原病が疑われる場合は自己抗体検査を追加します。
また、大腸内視鏡検査が必要な場合は、大腸内視鏡が可能な施設へご紹介いたします。
治療と生活改善
IBSの治療は生活習慣の改善と薬物療法が中心です。膠原病の場合は免疫抑制療法が必要になることがあります。
専門医の診察を受けるには
長久手クリニックでは、腎臓と膠原病・リウマチ外来があり、IBSと膠原病の関連について適切な診断・治療を行います。
2024年07月28日 17:58