「寒いと指先が真っ白になる」
もし心当たりがあるなら、それは単なる「冷え性」ではなく、「レイノー現象」という重要なサインかもしれません。
1. 「レイノー現象」ってどんな症状?
最初にしめした写真のように、寒さやストレスなどがきっかけで、血管が過剰に縮こまってしまい、指の色が「白」や「紫」に変わる症状をレイノー現象と呼びます。
ただの冷え性との違い
・色がはっきりと変わる(境界が見えるほど)・温めると色が戻る
・しびれや痛みを伴うことがある
これが、膠原病(特に全身性強皮症、シェーグレン病、全身性エリテマトーデスや混合性結合組織病など)の「症状が出る前のサイン」として現れることが非常に多いのです。
2. 色だけじゃない!「指の形」と「爪」もチェック
レイノー現象以外にも、膠原病が疑われる指のサインがあります。
ご自身の指をチェックしてみてください。
指輪が入らなくなった(ソーセージ様指)や爪の甘皮に黒い点がある(爪上皮出血点)
「最近太ったわけではないのに、指輪が入らなくなった」
「指全体がソーセージのようにパンパンにむくんでいる」
これも、血管や皮膚に炎症が起きているサインの一つです。
また、爪の生え際(甘皮)をよーく見てみてください。
ぶつけた記憶がないのに、黒いポツポツとした点(出血)がありませんか?
これは「爪上皮出血点(そうじょうひしゅっけつてん)」と呼ばれ、指先の毛細血管に異常が起きている証拠です。
3. 指先のサインは、膠原病(こうげんびょう)の早期発見につながるかもしれません
指先にサインが出ているということは、体の内側(心臓や肺、腎臓など)の血管でも同じような変化が起き始めている可能性があります。
実際、長久手クリニックを受診された患者さんでも、指のサインから検査を行い、肺や心臓にダメージが及ぶ前の「早期の段階」で診断につながったケースがあります。
長久手市、日進市、みよし市、尾張旭市、瀬戸市などで冬場の手の色や指の腫れが気になる方は、一度検査をうけてみてはいかがでしょうか。
浅井 昭雅 (医師 医学博士 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医・指導医)
長久手クリニック 内科・腎臓内科・リウマチ科
浅井 昭雅(あさい あきまさ) 浅井 奈央(なお)
・日本リウマチ学会認定リウマチ専門医・指導医
・日本腎臓学会認定腎臓専門医
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