歯の役割 長久手クリニック
最近は青空がまぶしく、夏の気配を感じられる頃になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて本日は歯の種類と役割についてお話させて頂きます。
永久歯(大人の歯)は親知らずを除いて28本です。(親知らずを加えると32本です。)
歯は、1本1本大きさや形が異なります。
それはものを噛む時にそれぞれが違う役割を果たすためです。
・前歯は切歯(中切歯・側切歯)、犬歯に分類されます。
・奥歯は手前から小臼歯と大臼歯に分類されます。
切歯には中切歯と側切歯が上下それぞれに4本づつあり、見た目に大きく影響する歯であるともに食事の際に食べ物を噛み切る役割を果たします。
犬歯は上下それぞれに2本づつあります。先がとがっており顎の動きの基本になる歯です。食事の際に食べ物を切り裂く役割を果たします。
小臼歯は犬歯の後ろ側にある2本の歯です。犬歯側から第一小臼歯、第二小臼歯という名前がついています。
大臼歯は一番奥歯のことをいいます。小臼歯側から第一大臼歯、第二大臼歯(、親知らずがあれば第3大臼歯です。)という名前がついておりますが、
生える時期より第一大臼歯は「6才臼歯」、第二大臼歯は「12才臼歯」と呼ばれることもあります。
食事の際に食べ物をすりつぶす役割を果たす歯のため食事でとても大切な役割を果たします。
また、歯性上顎洞炎の原因歯は第一大臼歯が最も多く次に第二大臼歯、第二小臼歯と続きます。
「咬む」という動作は歯の役割の1つでもありますがただ咬み砕いて飲み込みやすくなるだけではなく、
唾液の分泌を促進する効果もあり食べ物を消化しやすくするという作用もあります。
よって歯を失うと咀嚼能力が低下ししっかりと物を咬むことができなくなってしまい消化が悪くなり栄養吸収の効率が低くなると言えます。
日々を健康に過ごすためにもお口の健康を保つ必要がありますね。
皆さんの歯は何本ありましたか?
お口やお身体のお悩みがもしございましたらお気軽にご相談ください。
長久手クリニック 歯科医師 浅井茉美
2024年06月13日 00:00