長久手クリニック

内科・リウマチ科・腎臓内科を併設し、2024年春に長久手ファミリー歯科は「長久手クリニック」へ。土曜日夕診あり。CTあり内科・発熱外来 電話・予約無しで直接の来院でもお待ちしています。歯科は引き続き予約をお願いいたします。

ベーチェット病 長久手クリニック 膠原病

ベーチェット病

長久手クリニック
リウマチ専門医・指導医
浅井 昭雅

ベーチェット病の概要

ベーチェット病は、1937年にトルコのイスタンブール大学の皮膚科教授Hulusi Behçet先生により初めて報告された全身の炎症性疾患です。この病気は急性の炎症が反復し、増悪と寛解を繰り返しながら進行します。

主な症状

  • 再発性口腔アフタ潰瘍、口内炎
  • 皮膚症状
  • 眼症状
  • 外陰部潰瘍

HLAとベーチェット病

ベーチェット病は特定のHLA(ヒト白血球抗原)と関連しています。特にHLA-B51は、ベーチェット病患者の約50-60%に陽性として検出され、健常人に比べて有意に高い割合で見られます。

診断基準

ベーチェット病の診断は、主に以下の症状に基づいて行われます:

  • 口腔内潰瘍(100%)
  • 皮膚症状(80%)
  • 眼症状(50%)
  • 外陰部潰瘍(80%)
  • 針反応(50%)

これらの症状は同時に現れることは少なく、数年の経過を経て全ての症状が揃った時にベーチェット病と診断されることが多いです。

治療法

ベーチェット病の治療には、以下の薬剤が使用されます:

  • コルヒチン:好中球の浸潤を抑える
  • 副腎皮質ステロイド薬:継続投与は推奨されない
  • シクロスポリン:神経ベーチェット病を誘発する可能性あり
  • TNF阻害薬:視力予後に関わる

注意点

ベーチェット病は慢性的な病気であり、長期的な管理が必要です。適切な治療と生活習慣の改善により、症状のコントロールが可能です。定期的な診察と検査を受けることで、病気の進行を抑えることができます。

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車をご利用の皆様
駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方:地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市からお越しの方:リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方:名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
尾張旭市エリアからお越しの方:名鉄バス80番線を使って古戦場駅で下車し2分。
特徴
地域でも少ない、女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。

2024年05月30日 08:00

医療法人雅会 長久手クリニック

〒480-1111 愛知県長久手市山越115番地

内科/TEL:0561-59-1210

歯科/TEL:0561-61-6050

 
9:00〜12:30
14:00〜19:00
  • 土曜日のみ9:00~12:30 14:00~18:00

休診日 木曜、日曜、祝日 (祝日のある週の木曜は診察)

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