甲状腺について 長久手クリニック
長久手クリニック 医師の浅井奈央です。
甲状腺についてお話させていただきます。
甲状腺って何？と思われる方も多いかと思います。
甲状腺は喉ぼとけの下にあり左右に広がり蝶のような形をしています。
甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは代謝を高めるホルモンです。
そのため甲状腺ホルモンが多く出すぎる(バセドウ病などの甲状腺機能亢進症)と
・動悸（胸がドキドキする）
・つかれやすさ
・汗をよくかく
・食べても体重が減ってしまう
・指先がふるえる
・イライラする
・下痢をしやすい
といった症状がみられます。
またお子さんですと
・落ち着きがなくなる
・成長が急に早くなる
などの症状としてでることがあります。
逆に甲状腺ホルモンが少なくなる(橋本病などの甲状腺機能低下症)と
・眠くてしかたがない
・動きが鈍くなる
・寒がり、冷え性になる
・汗をかきにくい
・便秘がちになる
・食事は変わっていないのに体重がふえる、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増加する
などの症状がみられます。
ですので甲状腺ホルモンは多くても少なすぎても良くありません。
また症状がこのように複数あるため自覚症状としてこれ！と伝えにくいことがあるかと思います。
まずは血液検査で調べてみることが大切です。
血液検査ですがまずは甲状腺ホルモン（FT3,FT4）、甲状腺ホルモンをコントロールするホルモン（TSH）を測定します。
そこで異常があればさらに詳しい検査を行いどのような病気なのかを調べていきます。
また健康診断などで医師が首を診察した際に「甲状腺が大きいですね、腫大していますね、しこりがあります」など指摘される方がいらっしゃるかと思います。
その場合は超音波検査で甲状腺の形、大きさ、しこりがないかをチェックさせていただきます。
気になるな、という方は一度ご相談くださいね。
ご予約はこちらから。
その他、当院の特徴としては、リウマチ専門医としてシェーグレン症候群の合併の精密検査と治療が可能ということです。
シェーグレン症候群は、目の乾きと口の乾き(→虫歯)を特徴とする膠原病の一種です。
シェーグレン症候群の方の約25～40%で甲状腺機能低下症(橋本病)の合併があるとの報告があるように合併することがあります。
ご心配な方は、同時に診断と治療をさせていただきますね。
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車をご利用の皆様
駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方：地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市からお越しの方：リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方：名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
尾張旭市エリアからお越しの方：名鉄バス80番線を使って古戦場駅で下車し2分。
特徴
地域でも少ない、女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。
2024年05月31日 00:00
