長久手クリニックの高血圧の原因検索と治療方針|長久手クリニック

血圧の計り方について
こんにちは。長久手クリニックの浅井奈央です。
最近はテレビCMなどで”血圧が130超えたら「専門家に相談だ!」”など高血圧を注意するCMを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
血圧は140/90mmHgを超えて高くなるほど脳心血管病や慢性腎臓病のリスクが高くなります。
血圧は健康診断などでしか測ったことがない方も多いかと思いますがご自宅での血圧測定が一番大切になります。
自宅での血圧測定を家庭血圧といいます。
測定方法は
・朝は起床後1時間以内、排尿後、朝のお薬を飲む前、朝食前1~2分座った状態で連続2回測定して平均します。
・夜は寝る前に座った状態で安静になって1~2分後に同じように測定してください。
腕に巻くタイプの血圧計がおすすめです。
腕に巻いた腕帯と心臓とが同じ高さになるように維持しましょう。
自宅での血圧をお願いする理由は診察室だと普段と異なる環境のため緊張してしまうからです。
いわゆる「白衣高血圧」「仮面高血圧」を防ぐためです。
せっかく測定する血圧ですからできるだけ正確に測定できると安心ですね。
塩分と血圧の関係
食塩の摂取量が多ければ血圧が高まり、減らせば血圧が低下することが様々な研究で明らかになっています。特にアジア人は食塩感受性が高い傾向にあり、少しの減塩でも血圧に効果が期待できます。
減塩の効果は、個々の食塩感受性の違いがあるため一律には言えませんが、数グラムの減塩で血圧が低下することが分かっています。
食パン1枚 1g 、うどんやラーメンなど汁まで飲むと6g などを意識して、私達も減塩に気をつけています。もちろんうどん屋さんやラーメン屋さんにも伺っていますが、塩を食べる贅沢として食べています。
舌はだんだん慣れていきますので、減塩もしばらくすると気にならなくなります。また、塩が何グラム入っているのだろう?や塩以外の酢やスパイスを用いた味付けに変えるなど、面白くなってきますよ。
このように血圧管理には、まず日々の塩分摂取量の把握が重要です。
塩分摂取量の測定方法
日々の塩分摂取量を正確に知るには、食事中の塩分量を直接測定するのが理想ですが、現実には難しいものです。
そこで、有効な方法として尿中のナトリウム量を測定し、塩分摂取量を推定する方法があります。
尿中ナトリウム測定による推定塩分摂取量
摂取したナトリウムは80〜90%が尿中に排泄されるため、その量を測定すれば、だいたいの塩分摂取量を知ることができます。実際、多くの臨床試験でもこの方法が用いられています。
長久手クリニックでは、随時尿を用いた「田中式」と呼ばれる方法で塩分摂取量を推定しています。
これは、体重、身長、年齢、随時尿中のナトリウムおよびクレアチニンの値を基に算出する方法です。この方法により、日常生活の中で手軽におおよその塩分摂取量を知ることが可能です。
その他、ナトリウムとカリウムの摂取バランスを示す「ナトリウム・カリウム比(ナトカリ比)」が注目されています。
カリウムを含む野菜や果物を摂取することでナトリウムの排出が促進され、ナトカリ比が改善されると血圧の低下や脳卒中リスクの低減に寄与することが報告されています。
理想のナトカリ比は2未満であり、日々の食事で塩分を減らしカリウムを多く摂取することが望ましいとされています。ただし、慢性腎臓病の方は、カリウムの制限が必要な方も多いですので、聞いて下さいね。
長久手クリニックでの高血圧症の原因検索と治療方針
長久手クリニックでは、腎臓病や動脈硬化の予防・進行を防ぐことを目標に、高血圧の検査と治療に取り組んでいます。
「若いのに血圧が高い」「急に血圧が上がった」「家族に高血圧の人がいないのに自分だけ高い」——
このような場合には、副腎に原因がある可能性もあります。
当院では、副腎のCT検査や、副腎皮質ホルモンの採血検査を行うことも可能です。
気になる症状がある方は、一度ご相談ください。
治療方針については、患者さんお一人おひとりのご希望を大切にしています。
お薬による治療を無理におすすめすることはありません。
ただし、年齢を重ねると、どうしても血圧は少しずつ上がってきます。
「薬は使いたくない」と思われる場合でも、生活習慣を見直さないと、腎臓病・心臓病・脳卒中などのリスクが高まることもあります。
これまで数多くの患者さんを診てきた中で、「もっと早く対策していればよかった…」というケースをたくさん見てきました。
ですので、重症化する前に、できるだけ早めの対応をおすすめしています。
健康診断などで「血圧が高め」と言われた方も、どうぞお気軽にご相談ください。
また、塩分を控える食事療法に取り組んでいる方には、塩分摂取量の検査も行っています。
日々の努力がどれくらい成果につながっているのか、数値で確認してみませんか?
自宅血圧が高い、または健康診断でひっかかった、などのご相談はこちらからご予約くださいね。
参考資料:日本高血圧学会 尿ナトリウム/カリウム比(尿ナトカリ比)ワーキンググループ コンセンサスステートメントの発表について
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駐車場あり。名古屋・日進・尾張旭・瀬戸・豊田からもアクセス良好です。
公共交通機関をご利用の皆様
藤が丘からお越しの方:地下鉄東山線藤が丘駅でリニモに乗り換え、リニモの長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
豊田市からお越しの方:リニモ八草駅から長久手古戦場駅2番出口で下車すぐ前。
日進竹の山や日進市役所など日進市エリアからお越しの方:名鉄バス85番線を使って古戦場駅で下車し2分。
尾張旭市エリアからお越しの方:名鉄バス80番線を使って古戦場駅で下車し2分。
特徴
地域でも少ない、女性医師・リウマチ専門医・腎臓専門医が在籍しております。
イオン長久手店直近。